自分史上一番遠い場所 一泊二日で走り切る

キャンプ

9月の秋分の日を含めた3連休は長野県の北部の「自分史上一番遠い地」青木荘キャンプ場でキャンプをしてきました。

いつも仲良くさせていただいている写真部の面々と一緒のグルキャンなのですが、今回はいつものグルキャンに加えてカヤックやサップを取り入れた写真部漕艇課のキャンプとなり、前回の記事ではカヤックにサップにとパドルスポーツを超楽しんだところまでレポートしました。

そうしてしこたま遊んだあとは美味しい料理とお酒タイムの始まりです。

2019青木荘キャンプ場記事一覧
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炊き出し

今晩の夕食は幹事兼音頭取りのtaku-cさんの発案で、キャンプ参加者全員同じメニューを食べる炊き出しスタイルでした。

料理が苦手(=メニューが思いつかない・どれぐらいの量を用意すればいいかわからない・材料に何が必要かわからない・どうやって作ればいいかわからない)自分には大変助かりました(笑)

メニューはキャンプ料理の王道「カレー」で、費用も大人一人200円ととてもリーズナブル。

炊き出し

調理は全ておまかせです。
何もお手伝いできずスイマセン。

カレー

安定の美味しさですねw
自分、人参が苦手でしたが今回はとても美味しいと思いました。
キャンプ効果なのか、もともと美味しい人参だったのか、味覚が変わったのかわかりませんが、とにかくとても美味しかったです。

ブッシュクラフト

有志によるブッシュクラフト大会などもありw
楽しい夜が続きます。

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2部スタート

子どもたちも遊び疲れてしまったのか、それぞれのテントにて就寝。
ここからは大人による大人のための大人だけのお時間の始まりです。
メインイベントです。

宴会場夜景
撮影:Egnathさん

この日は曇り空だったので、星が出ていないか夜空の様子を気にすることもなく腰を落ち着けて飲むことができました。
…ガッツリ落ち着きすぎて、やらかしたようで(汗)

いやでも本当に楽しかったですw

宴会幕のタープには真ん中にルーメナー、そして4隅にGOALZEROを4灯で照らしているのですが超明るいw

9月22日朝

翌朝とても清々しい朝ですが、胸焼けと原因不明の頭痛で目が醒めました。

焚き火でパンをトースト

朝ごはんは買ってきたパンを焚き火で炙ってトーストに。

パンとコーヒー

kさんに淹れていただいたコーヒーとで、とても豪華な朝ごはんになりました。
そしてさらに…

フォー

Egnathさん宅のフォーをいただきました。
隣で調理されていた時から美味しそうな臭いがしてやばかった。
パンを食べたばかりでしたが美味しそうな香りが胃を刺激します。
ご相伴にあずかりましたが、かなりというかめちゃくちゃ美味しかったです。

ちなみに今回がパクチーに初挑戦でした…
感想は…独特な感じで微妙?
食べ慣れると癖になりそうなかんじでしょうね。
また機会があればチャレンジしたいですw

再び出航!

ここで本日のボクの予定についてですが、今日は撤収して帰る予定です。
帰りは道中で車中泊などを含めてのんびりと帰るプランだから、ギリギリまで遊びたおしてやります。
なので今日も湖上散歩に出かけます!

出航

前回は経験者の6さんに同乗してもらいましたが、今回は独りで出航しました。
自由気ままに湖上を散歩する爽快感。たまりません(笑)

昼食の後撤収そして温泉

さて、キャンプ2日目もカヤック三昧を堪能していたらお昼になりました。

撤収

名残惜しいですがそろそろ大阪へ帰る準備をしなければならない頃合いです。
といってもソロの装備だと片付けもとても簡単です。

大町温泉郷 湯けむり屋敷 薬師の湯

薬師の湯

最後はキャンプ参加者のみなさんと温泉に入り、ボクだけここでお別れをしました。

その後は国道147号線の北アルプス側の県道306号線をひたすら南下し今日の宿泊予定地に向かいました。

見てみたい絶景があったので

長野県北部から大阪の自宅まではかなり距離があり、このまま2泊して3日目に撤収して帰るのはたとえ高速を使ったとしても超ハードな旅になります。
なので、帰りの旅を1泊の車中泊をはさんだプランにしました。

こうすることで心にも時間にも余裕ができ、このキャンプ2日目もガッツリと遊び倒すことができ、最後にはみんなと一緒に温泉にも入ることもできました。

あと、家から「一泊で帰ってこい」という指示もありましたので…。

メンバーが2日目の宴会を楽しんでいる頃、ボクは松本市内の渋滞の中、次の目的地に向けて黙々と運転を続けていました。

高ボッチ高原

この日向かったのは「高ボッチ高原」。
本当はもっと大阪に向かって走って距離を稼ぎたいところですが、どうしてもこの目で見ておきたい景色があったのです。

高ボッチ高原といえば、ここ最近ではゆるキャンの聖地として有名ですが、ボクが高ボッチ高原に憧憬を抱く原因は

高ボッチ高原 ソロキャンプ

ファミリーキャンプのちソロキャンプ へりさん

この方のこのブログの記事です。

本当は明るいうちに到着しておきたかったのですが…
時刻は19時過ぎ、高ボッチ高原に向かう細くくねくねした道を登っていきます。

ある程度標高が上がったところで霧が出てきました。
霧は瞬く間にあたりを覆い視界は1m先も見えない状態にまでなりました。

ゆっくりとゆっくりと車を進め高ボッチ高原の駐車場らしきところまでたどり着きました。
「らしき」というのはグーグルマップでの地図上の現在地としてしか確認できないからです。

1m先も見えない状態では自分がどのような場所にいるのか全くわかりません。

高ボッチは霧の中

ライトで照らした先は少しばかり見えますが…消すと暗闇だけが広がり何も見えません。

視界ゼロ

遠くの方におそらくトイレと思われる建物の灯りが見えるのみ。
もちろん周りに誰もいません。というか濃霧でいるのかどうかさえもわかりません。・


撤収!

初めての完ソロにビビったっていうのもありますが、なにより自分が今どんなところにいるのかがわからないことが大きなポイントでした。
もしここで車中泊をして翌朝目を覚ますととんでもない場所だったらと考えたり、いろいろ想像すると絶景どころではありませんでした。

「こここんな状態では明日になってもけけけ景色なんて、どうせみみみ見えないしぃ。」と自分に言い聞かせ山を降りました。

帰りの旅

高ボッチ山から無念の敗退の後、国道19号線を南下し進めるところまで進み、道の駅「木曽ならかわ」にたどりつきました。
ここで、遅い目の夕食と仮眠を取りました。

道の駅で車中泊

翌朝。
曇り空の中にほんの少し青空が覗きます。
高ボッチは今どんな景色が広がっているんだろうと、どうしても想像してしまいます。
(本当に諦めが悪い…。)

メスティンで豚まん

昨晩に食べようと買っていた肉まんをメスティンで蒸して朝ごはんにしました。

その後19号線を南下し…。

この国道19号線。
夜とか早朝は普通にいいペースで流していても大型トレーラーに煽られます(笑)

途中の道の駅で虹に遭遇

その後休憩した道の駅では虹が見えました。
下道を走っているから出会える光景ですね。

19号線を南下し中津川の手前で256号線に入り、41号線を南下し21号線から長良川沿いを南下し名阪国道に入って夕方には自宅に到着しました。

おおよそ8時間強のロングドライブでしたが、車中泊を挟むことで疲労困憊でへとへとになることもなく無事自宅に帰ってくることができました。

f i n

p.s

今回はいつものグルキャンにカヤックやサップなどのパドルスポーツのアクティビティを取り入れた写真部漕艇課のキャンプになり、初めてカヤックに乗ったり久しぶりに湖に落ちるということを経験したキャンプになりました。

この年になり初めての経験というものに新たに出会うとは思ってもいませんでした。

とてもとても楽しいキャンプでした。
改めてお礼申し上げます。

みなさんありがとうございました!


また、行き帰りの旅も最初は「遠いなぁ」とかネガティブな思考がよぎっていましたが、いざ走ってみると昔ツーリングマップルと高速のSAでもらえる大きな地図を見ながらルートを決め走っていたキャンツーを思い出すような楽しい旅になりました。

高ボッチはまたいつかリベンジします…。

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キャンプレポート
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Comment

  1. いたち より:

    こんにちは(・ω・)
    2部スタート、メインイベントと書きながらわずか数行で終わらせてしまうとは……やらかしがどんなだったのか超気になります(*´艸`)
    1泊撤収で向かった先はかの有名は「高ボッチ高原」でしたか(*゚ω゚ノノ゙☆
    さぞかし素敵な夜景と星空を目にされたのでしょう(*´ω` *)
    →撤収!(笑
    濃霧の中完ソロはさすがに怖いですね(笑

  2. zero21kei より:

    こんにちは。
    高ボッチの顛末、撤収したとは聞いていましたが、こんな感じだったのか。
    でも、意外とこう言う時に粘ってみると翌朝絶景が待ってたりするんですけどね(笑)
    しかし、片道8時間本当にお疲れ様でした。
    来年はもう少し大阪に近い場所で開催したいですね。
    ということで、ediさんも訪れた事がある木崎湖とか良さそうです。

  3. へり より:

    どうもです。
    みなさんのサップ記事を楽しく読んでますが、ウチへのリンクが出てきてびっくりしました(笑)
    ediさんの到着した場所は高ボッチの第2駐車場で、まさにその場所から陣馬を超える北アルプスの絶景が見れたハズ。その柵の向こう側ヤバいっすよ!ちなみに諏訪湖と富士山は反対側です。
    朝まで粘ればいけたかも知れませんよ。11月後半から12月前半が雲海のベストシーズンです。

  4. しく より:

    むふふ、高ボッチって、全容がよくわかりませんから、
    真っ暗じゃ余計にわからないですよね〜(笑)
    しかし、帰りにのんびり帰るのはいいですね
    無駄な渋滞時間も少なそうですしね

  5. miniぱぱ より:

    高ボッチって夜めちゃくちゃくらいですね!
    星空とか見えてたら良かったんでしょうが、これで完ソロは私も無理です(笑)
    しかし、長野から大阪まで、一泊挟んだとはいえ、読んでるだけで運転の疲れを感じてしまいました。
    自分にはここまでの遠征は永遠に無理かもしれません。
    たぶん家族も許してくれなさそうですし(汗)

  6. Egnath より:

    こんにちは。
    高ボッチ撤収の顛末が知りたかったのですが、あんな人気スポットで完ソロなんて最高ですやん!(笑)惜しいですねー
    ↑上のKさんのコメ、笑いました。来年は木崎湖〜高ボッチルートですね(爆)

  7. edi より:

    いたちさんコメントありがとうございます。
    やらかしは内緒です(笑)
    ただの酔っ払いがべらべら喋ってただけですよw
    高ボッチ山は自分が今どこにいるのかがわからなかったのが一番の敗因ですね
    次は明るいうちから行くことにします^^;

  8. edi より:

    zero21keiさんコメントありがとうございます。
    高ボッチはビビって撤収してしまいました(汗)
    絶景は次回のお楽しみにとっておくことにしますわw
    運転は確かに疲れましたが、それ以上に楽しめたので良かったです^^
    高ボッチは残念でしたが…(←しつこいw)
    木崎湖・・・青木湖とそんなに変わらないと思いますが…。

  9. edi より:

    へりさんコメントありがとうございます。
    青木湖は遠いので、往路か復路どちらか2日かけて移動しようと考えたときに
    高ボッチを思い出しましたw
    あの記事は強烈に思い出に残ってますから、機会があれば絶対に行こうと思ってましたから
    今回行ってみたんですが、あえなく敗退ですわ(汗)
    11月後半ですか…
    さぼリーマンして合宿を前乗りしてみようかなwww

  10. edi より:

    しくさんコメントありがとうございます
    高ボッチ、一度でも行ったことがあれば良かったんですが
    初訪問だったのでビビって敗退しちゃいました(汗)
    帰りは時間はかかりましたけど、途中休憩したところでラーメン作ったり仮眠とったり
    色々遊べて楽しかったですよ^^

  11. edi より:

    miniぱぱさんコメントありがとうございます。
    高ボッチは霧がなければ問題なかったんですけどねぇ…^^;
    また近々リベンジしようと思います。
    帰りの運転は疲れはしましたが、適度に休憩を取りながらだったので
    そんなにキツくはなかったですよ。(もちろんボクの場合で普通の人はキツイと思いますw)
    昔からこういう旅が好きなんですわ^^

  12. edi より:

    Egnathさんコメントありがとうございます〜
    完ソロは少し覚悟していたんですが、霧で視界0なのには負けました^^;
    木崎湖と青木湖じゃ全然距離変わりませんやんw
    岐阜とか長野南部あたりなら2泊できるのになー…なんて(笑)

  13. taku-c より:

    こんばんは~
    撤収後に向かった高ボッチはあんな事になっていたとは。。。
    でも残って欲しかったなぁ
    なんなら見晴らしの良いとこまで徒歩で(笑)
    来年も是非漕艇課キャンプやりましょう!
    コストコカヤック待ってますよw

  14. edi より:

    taku-cさんコメントありがとうございます~
    先日はお疲れさまでした!
    念願かなって湖上デビューできました
    いやー楽しそうだとは思ってましたがあそこまでとはw
    もうすっかりボクだけでなくあんな人もこんな人も沼に引きずり込んでしまいましたね(笑)
    高ボッチは一度でも行ったことがあれば残ったんですが、初見でしたのでビビって撤退してしまいました^^;

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